2012年5月29日火曜日

シグマDP2とフジフイルムX10































 フジフィルムのX10買っちゃいました。1年間かけて貯めたへそくりを持って、近くのケーズデンキに行くと、価格は62000円、高い。次にキタムラカメラに行き、ここで買おうと思いましたが、価格は56800円、手持ちが今晩の焼き肉代も入れて58000円、厳しい。何とかもう少し安くならないか粘ったが、どうも売れ筋でこれ以上は安くならないようでした。まあ消費税をのせれば、まったく足りないので、しぶしぶ夕食用のちょっと高級焼き肉を買って帰宅しました。

 帰宅後、そうだ、価格COMで調べてみようと思い、最安値で検索するとEC POWERというところで46800円で売っていました。10000円も安く、これは買いだと、すぐに注文をしてしまいました。消費税、送料は無料で、代引き手数料の630円を足しただけなので、ずいぶん安く手に入りました。

 ずっと昔、大学生の頃からミノルタのCLEというカメラを使っていましたので、その感触が忘れず、2年前にシグマのDP2というカメラを買いました。ただどうもこのカメラはあまりに趣味性が高く、汎用カメラとしては全く使い物にはなりません。暗い室内ではピントがいっこうに合わないし、しょっちゅうフリーズします。さらに単焦点レンズなので、パーティーなどに持って行くと、かなり至近距離で撮影しなくてはいけません。ただその描写性は感動するくらい高く、センサーが一眼レフ並に大きいので、かなり拡大しても大丈夫です。添付した写真を見てもらえば、画面左下の川岸で遊ぶ子供の姿もある程度見えるでしょう。顔の写真をとれば、小さなしわまでもはっきり写し出せ、女の人には憎まれます。今日は風景のいい写真を撮ろうと思うときはこのカメラが登場します。ただ学会など、ちょっとした旅行にはソニーのサイバショットを持って行きますが、どうもDP2と比較してしまい、画像が気にくいません。そこで何かズームもついて、マクロで接写もできる、コンパクトでかっこいいカメラを探していたところ引っかかってきたのが、このフジX10です。ファインダーで撮影できるのも、うれしいところですし、何より、メタルでできたボディーは適度に重く、高級感があります。大きさはほぼDP2と同じ、CLEよりはずっと小さく、軽い。液晶画面は今のカメラからすれば普通なのですが、DP2の画面があまりにひどいので、これでも随分きれいだと思いましたし、ピントにいたっては話にならないくらい早く、まだ撮影はしていませんが、操作性、大きさでは合格点です。

 ニコン、キャノンなどの大手メーカは最近パットしませんが、リコー、オリンパス、さらにシグマやフジフィルムも個性のあるカメラを出していますし、昔のカメラに比べれば安いのが、うれしいことです。X10を買って間もないのに、今最も欲しいカメラはシグマDP1、2 Merrillで、何とあの70万円もしたSD1と同じ4600万画素のFoveonセンサーを採用するという化け物カメラです。この描写は、DP2を使っているものからすれば、考えただけでうきうきするスペックですし、操作性も大幅に改善されているようで期待できます。このFoveonセンサーと現像ソフトSIGMA PHOTO PROのコンビは本当に写真でないような、絵のような美しい画面を産むため、その進化系のMerrillには相当期待されます。いくらぐらいになるでしょうか。またへそくりを貯めなくてはいけません。

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