2014年2月16日日曜日

パタゴニアR2とR3



 一昨年に買ったパタゴニアのR2があんまりよかったので、もうひとつ買おうと近所にあるパタゴニアショップに行きました。ところが、2013年度のR2はデザインが変わっていて、サイズも前より、さらにタイトになっていました。店のひとによれば、丈の部分が延長され、ズボンの中に入れられるようになっているようです。以前のデザインが良いといっても、2012年のR2はなかったので、ひょいと横を見ると、R3がありました。R3R2より生地が厚く、より防寒度が増します。

 2012年のR3のデザインは胸ポケットに変な布が貼っており、あまりかっこよくなかったのですが、2013年のR32012年のR2とそっくりのデザインです。R2を厚くした感じです。R2Mサイズでしたが、R3では厚くなった分、Mサイズではややタイトな感じがしましたので、Lサイズがどうもよさそうです。それでもさすがに値段も高く、もう少しバーゲンになってから買おうと、12月の中頃まで待っていましたが、どうもセールはなさそうなので、ネット上の格安店で購入しました。

 着心地もまったくR2と同じで、厚さが増した分、より暖かくなりました。1月になると弘前もめっきり寒くなり、近頃ではもっぱらR3が中心になっています。軽くて、動きやすい上、暖かいので重宝しています。あまり着心地がいいので、90歳になる母親にもR3レディースのXSを贈ったところ、大変気にいり、毎日、着ているようです。年寄りにとっては、軽くて、動きやすく、暖かいのがなによりです。うちの娘にも「おばあちゃん、かっこいい」と言われ、ごきげんです。90歳のおばあさんが、パタゴニアR3を着て、何がいけないんだというところでしょう。

 山の雑誌などをみると、最近の山人はあまりフリースを着ないようで、パタゴニアのR2、3もそれほど人気はないようです。こういったフリースは風を通しますので、これを着て、マイナス5度以下の外にでるとそれは寒くなります。風を通さない、ジャンバーなどを上から羽織ると暖かくなります。ナイロンシェルのダウンでは風も通さず、保温性も高く、より寒い状況ではダウンの方がいいでしょう、薄いインナーダウンとアウターダウンのコンビが山男、山女の主流のようです。ただ屋内着として見るとき、ナイロンシェルのダウンはガサガサして、動きにくのが気になります。お袋にもモンペルのナイロンシェルのダウンベストとジャケットを送りましたが、旅行や近所の外出には重宝しているようですが、屋内着としてはあまり活用していないようです。やはり屋内着としてはフリースが最強のようです。

 パタゴニアはシーシェパードに資金提供しており、あまり会社としては気に入りませんが、昔のショイナードの時からのつきあいです。青のドラゴンマークの入ったバックパックを買い、インド、中国を旅しました。思い出深いメーカーです。パタゴニアの製品は高くて腹が立ちますが、最近は体に楽なもので、毎日使うものであれば、多少高くてもいいかと思ってしまいます。逆にいくら安くてもほとんど使わなければ高いものになります。

 R2R3とも山での遭難を意識しているのでしょうか.非常に派手な色です。私も含めて、歳をとると、色使いにはやや抵抗がありますが、それでも軽くて、動きやすいという機能面のよさには軍配が上がります。年配の人こそ、こういった機能的な衣服が適していると思います。もう重いセーターを着ることはありません。

 写真の赤がR2、青がR3です。生地の厚みの差はわずかですが、着てみると暖かさが違います。

*その後、帰省した折に母に尋ねると、もはやセーターはきれない。軽くて、動きやすいので、一日中、着ているとのことでした。早速、2012年度のR2がインターネットで売っていましたので、買って、送りました。より着用シーズンが長くなりそうです。

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