2016年7月10日日曜日

ミステリーランチ Invader

InvaderとTimbuk2(Sサイズ)

13インチパソコンはPCスリープに入らず、横のポケットへ


 前回は、ミステリーランチのASAPを紹介したが、1〜2泊くらいの旅行には向いているが、日常生活にはややごつく、使いにくい。そこで今度は、ショルダーバックを買うことにした。

 候補としては、ミステリーランチのOutsiderInvaderがあり、大きさが違う。Outsiderは横43cm、縦25cm25Lに対して、Invaderは横34cm、縦25cm21Lで一回り小さい。自宅から診療までの300mの距離で、荷物も多くないため、Invaderを購入することにした。このInvaderもこの7月に新しくなったばかりのために、旧版と新作の2種類が流通している。値段はほぼ同じだが、旧版はスリングポケットとフラットバックはつく。どちらも別売りで3000円くらいするので、明らかに旧版の方がお得である。これらの小物は他のミステリーランチの製品にも使えて便利である。新作は色々な色があってカラフルであるが、ミリタリー色は少ない。一方、旧作はコヨーテ、ブラック、ブラック/レッド、FoliageWoodlandCamo/Black、マルチカムの6種類がある、このうち、最もミリタリー色が強いにがFoliage、コヨーテとマルチカムだが、マルチカムはカモフラジューとコヨーテ色の二色使いでかっこよく、Outsiderにもこのコンビはないので、これにした。ネット上で安いものを検索したが、あまり安くならず、MikeMuseumという会社が税込み24980円で、最も安いのでここに注文した。

 実際に使ってみると、まず愛用のMacBook Air13インチがパット入りのノートPCスリープに入らない。大きさはギリギリだが、チャック部が狭く、結局、横のポケットにしか入らない。11インチ、IPadは余裕で入るが。また左肩にしか掛けられないため、右肩掛けに慣れている私には最初使いにくかった。スリングポケットは小さなバックで携帯電話を入れることが多いが、定位置では肩の部分となるために、多少動くのが気になるものの、ベルト部に付け直した。すぐに取り出せ工合よい。メッセンジャーバックで人気の高いTimbuk2Sサイズを持っていて、ここ2年くらい愛用していた。これと比較すると、Timbuk2は安いときは8000円くらいで買えるので、こちらの方がコストパーフォーマンスが断然高いし、ポケットの設計、構成は優れている。さらにブラックなどの色では表面のナイロン素材が水をはじくし、汚れにくい。それに対してInvaderは重いし、汚れが付きやすそうな素材である。学生さんにはTimbuk2を間違いなく勧める。一方、Invaderのいいとろは、重量のあるものを詰め込んだ時に、肩への負担が少ない。先日、大学への講演のためにコンピューターと付属品、弁当、水筒にハードカバー本3冊に文献を入れると相当に重くなったが、それでも大学から診療所までの2km位を歩いてもそれほど重くはなかった。肩にあたる部分のパットに秘密があるようだ。

 60歳にもなってミリタリーバックと友人には冷やかされるが、足下はKeenの新しくでたUNEEKというサンダルをはき(これが実に快適なサンダルでまるで素足のように軽い)、格好だけは若者という出で立ちで歩いている。便利なものほど老人が使うべきだと思う。メーカーも機能面で若者に受けている商品については、老人にも使ってもらい、老人版の製品もだすべきだろう。老人は若者より金があるので、いいものには金を出す。

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